木曜日, 5月 01, 2008

インターナショナルな武蔵小山

一昨日(29日)、野暮用で武蔵小山へ行った。久しぶりである。おそらく10数年ぶりではないだろうか。天気もよかったので、立会川緑道沿いをチンタラ歩いていったら30分以上もかかり、結構いい散歩にもなった。

ご存じの方も多いと思うが、武蔵小山には駅前から中原街道まで約750mも続く日本一(?)のアーケード街がある。ここは以前から庶民的な商店街として有名で、日用品・衣料品・食品が下町価格と言ってもいいリーズナブル・プライスで購入できる。また、飲食店にしても、高級店はほとんどなく誰もが気軽に入れるお店で、その値段もどこもがおばちゃん価格と言っていい。

こうした価格の安さに引きつけられてだろうか、商店街を歩いている外国人の多さに少しびっくりした。私が見た聞いた限りで、英語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語、タガログ語、中国語、ハングル語。それに加えて解らないがヒンズー語にスワヒリ語と、ほぼ世界中の言語を聞くことができた。私の地元の学芸大学商店街はもちろんのこと、渋谷や新宿でもこんなに外国語を聞くことはできない。

そして、こうした外国人を相手にも商店街の人たちはまったく臆せず、店先で日本語と英語などを使いながら、呼び込みや売り込みをしているのである。こうしたエネルギーが商店街を活気づかせ、また多くの外国人が訪れる源になっているのであろう。

浅草や広尾などもインターナショナルな町であるが、武蔵小山は一味も二味も違った庶民派インターナショナルな町である。

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