月曜日, 3月 10, 2014

東京大空襲は必要だったのだろうか

3月10日は東京大空襲の日だった。69年前のこの日、東京の下町に無数の爆弾や焼夷弾が投下され10万人以上(名簿上では8万数千人)の方が亡くなった。

私は以前から疑問に思っているのが、アメリカはどうして日本に対して戦争を止めさせるために、東京大空襲や原爆投下など市民に対する大量殺戮行為を行ったかということである。当時の日本を知っている人(外国人を含めて)ならば、日本の主要な交通手段が車ではなく鉄道であったことは周知の事実である。それゆえに、日本の鉄道網をズタズタにすれば、市民生活から物資輸送にいたるまで大打撃を与えることになったはずである。

例えば、全国の機関区を重点爆撃して、機関車を破壊するなり、また動力である石炭出荷駅、主要な鉄道橋を落とせば、日本の大動脈は完全に停止したはずであった。それなのに、米軍は鉄道に対する機銃掃射はすれど、鉄道網を標的した爆撃を行っていない。また幹線道路にしても主要な橋を落としていない。なぜなのだろうか。

その答えはおそらく米軍が占領後の移動手段を考えてのためということからであろう。ただ、それだけの理由からであろうか。やはり、大量殺戮という手段によって心理的な圧力をかけたかったのではないだろうか。このような大空襲はドイツでも行われていて、連合軍の勝利がすでに決定的であったにもかかわらず、1945年2月13〜14日にドレスデンが大空襲を受けた。その結果、5万人とも15万人とも言われる死者(難民が多かったために人数の把握ができない)がでた。このように、一度戦争が始まるとどんな状況下であろうと、どんな形であろうと大量殺戮は行われるのである。それは米軍だけに限ったことではない。

ちなみに3月10日は陸軍記念日であり、米軍はそれも承知の上で東京大空襲を行ったと思われる。

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