月曜日, 3月 24, 2014

牡蠣を食す、復興を食す

先週、岩手県山田町の支援をしている方から牡蠣が届いた。

私がこの方を支援するきっかけはネット上でのちょっとしたことからだったが、震災から8ヶ月後に直接お会いすることもできた。その時の話では牡蠣の出荷には3年〜4年かかるということなので、牡蠣が届くのは来年(2015年)ぐらいかなあと思っていたのだが、今月上旬に彼から電話をもらい、牡蠣の成長が思った以上に早く(津波で海がきれいになり成長が早くなるという説がある)3月中に届けられるからということで先週届くようにお願いした。

届いた牡蠣はどれもこれも大きく新鮮でぷくぷくプリプリ。まずは自宅で生牡蠣、焼牡蠣、そしてオリーブオイル焼きにして食べ、続いて行きつけのレストランに持ち込んでクリーム煮にしてもらって食した。こんなに牡蠣を一度に食べたのはおそらく30年前に訪れた牡蠣で有名なニューオリンズ以来である。

牡蠣はどんな料理にしても美味しいのだが、今回だけはやはり特別で、食べていると牡蠣から復興の息吹きが感じられてならなかった。一緒に食した友人も「こんな美味しいものを育てる海ってやっぱりすごいですね」と言ったり、もちこんだレストランのシェフも「こんな素晴らしいものなら来年頼もうかな」と言ってくれたり、誰もが牡蠣の凄さというか復興へ努力する人たちの凄さを感じいっていた。
来月には石巻の支援しているかき小屋からもまた牡蠣が届く予定になっている。今度はシェフが燻製にしようと言っている。(^_^)

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