月曜日, 11月 30, 2015

安倍政権の象徴的な傲り

先日、安倍政権はエネルギー政策振興のためにと、白熱灯と蛍光灯の製造と輸入を2020年度をめどに禁止するという方針を決めた。

愚策である。

確かに白熱灯や蛍光灯をLEDに変えることは温室効果ガス削減や省エネ対策にはなる。おそらくその電気消費量は1/8から1/5ぐらいになるだろう。

しかしながら、白熱灯や蛍光灯でなくては困るものもいっぱいある。例えば信号機。LEDは熱を持たないために、雪にめちゃくちゃに弱い。そのために雪国では少しでも吹雪くと信号機が見えにくくなるという苦情が、これまでにいっぱい寄せられている。車にしてもLEDのヘッドライトは発熱量が低いので雪が着くと凍ってしまう。

他にもシステムキッチンや洗面台など、あらかじめ蛍光灯装置が組み込まれているところなどは、一体どうするのだろう。それを取り替えるとなるとかなり大変な手間とお金がかかることになる。またネット上には「ペットには蛍光灯が必需品なんだ」と言う声が多く載せられている。

個人的には机のスタンドが目に優しい蛍光灯からLEDにするなど考えられない。蛍光灯生産中止なんてことになったらスタンドを変えなければならない上に、目にも悪そうで読書量も減ってしまいそうである

いずれにしろ、こういうことは政府方針で決めることではない。消費庁が各団体に指導する程度のことである。それなのに政府からの「禁止」などいうトップダウンすることは全体主義的であり、安倍政権がいかに独裁政権であるかを象徴していると言っても過言でない。

安倍晋三がこれからパリで行われる国連気候変動枠組み条約締約国会議で「アンダーコントロール」ばりに「日本は蛍光灯をなくす省エネ対策をします」などとええかっこしい発言をしても、日本から簡単に蛍光灯はなくならない。なくなるのは安倍政権および自民党政権の方が先である。

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