水曜日, 7月 20, 2016

都知事選の票読み予想(第2回)

先日の参院選で東京選挙区で主な候補者が獲得した票数は下記の通りである。

蓮 舫(民進党)    1,123,145
中川雅治(自民党)   884,823
竹谷とし子(公明党)  770,535
山添 拓(共産党)   665,835
朝日健太郎(自民党)  644,799
小川敏夫(民進党)   508,131
田中康夫(お維新)   469,314
横粂勝仁(無所属)   310,133
三宅洋平(生活の党)  257,036
すずきまりこ(こころ) 102,402
増山麗奈(社民党)   93,677
小林興起(怒りの声)  82,357
佐藤 香(緑の党)   67,535
高樹沙耶(改革)    60,431
鈴木信行(新風)    42,858

このなかで、蓮舫の70万票、小川の40万票、山添の60万票、三宅の15万票、増山の5万票、佐藤の5万票の計195万票が鳥越俊太郎の基礎票になると思われる。

次に中川の50万票、朝日の30万票、竹谷の30万票、横粂の10万票、すずきの10万票、小林+鈴木の10万票の計140万票が増田寛也の基礎票になると思われる。

さて、小池百合子は蓮舫の30万票、朝日の30万票、竹谷の20万票、田中の40万票、横粂の15万票、その他15万票の計150万票が基礎票になると思わる。

前回は東京での比例区での投票数から推計して、

鳥越 190万
増田 165万
小池 125万

と基礎票を予想したが、東京選挙区での投票数から推計すると、

鳥越 195万
増田 140万
小池 150万

となり、鳥越は5万の微増、増田は25万減、小池は25万増となり、増田と小池の基礎票は逆転する。こうしたことを見ると、前回の予想でも書いたが、増田の票は伸びないばかりか減りそうな感じがする。というのも、増田にはネガティブな要素はいくらでもあるが、ポジティブ要素がない。こうなると、自民党都連がいくら「一族郎党打首獄門」のお触れを出したところで、猪瀬直樹らが小池支援に回ったら、負け馬に乗りたくない都議・区議が総崩れするだろう。そうなると、増田は圏外となり、鳥越と小池の一騎打ちになる。

マスコミは当選ラインを200万票と言っているが、私は220万票ではないかと思う。

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