木曜日, 10月 05, 2006

TBSがおかしい


 その昔、TBSは「報道のTBS」「ドラマのTBS」という二枚看板をもち「民放の雄」として、他社を大きく引き離し実力も視聴率もナンバー1のテレビ局だった。しかし、1980年代に入るとフジテレビが「ひょうきん族」をきっかけにバラエティで全盛期を築き、1990年代に入ると今度は日本テレビが「電波少年」などをきっかけに黄金期を迎えた。そして、TBSはこの20年以上ずっと2番手3番手のテレビ局に甘んじるようになった。

 そして、1989年10月に坂本弁護士一家殺害の引き金となるオウム幹部たちに坂本弁護士インタビュー未放送映像を見せたことを皮切りに、TBSは視聴率だけでなく会社体制も「落日の日々」をたどるようになり、オウム事件関連での数々報道やサブリミナルなど、TBSは歯車の狂ったような放送をするようになってしまった。

 21世紀に入っても、2003年11月に石原都知事が「日韓併合を100%正当化するつもりはない」といった発言を「100%正当化する」と「サンデーモーニング」と完璧に誤って放送した。この放送を私はたまたま見ていたが、これにはさすがに呆れ返り、TBSに電話して怒鳴ってやろうかと思った。

 今年になってもTBSは不祥事の連続だ。まず1月に「サンデー・ジャポン」に出ていた局アナの青木裕子が不倫。続いて、5月には「ぴーかんバディ!」で紹介した白いんげん豆によるダイエット法で中毒者が続出、150人以上が入院する事態になった。6月には「ニュース23」でハイド米下院国際関係委員長がの発言を誤訳字幕を放送。そして、7月には「イブニング・ファイブ」で内容と無関係の安倍晋三の顔を注入するなど、その報道体制はもうめちゃくちゃである。

 こうした不祥事が内部で起きる間に、TBS株は楽天に20パーセント近く買い占められ、統合を提案される。また、その筋の親分衆がリングサイドを独占した亀田興毅の世界タイトルを電通と共に大々的に放送したり、そして、今回新たに「ニュース23」に抜擢した山本モナ(元朝日放送、現オフィス北野所属)が民主党代議士と不倫騒動を起すなど、もうつける薬がない状態だ。

 こうなったら、TBSは徹底的に膿を出すべきだろう。不倫女子アナはもちろん解雇、捏造報道をした者は更迭。役員は減給処分。そして、社内に外部関係者による綱紀粛正委員会でも作って、徹底的な監視体制を作るするしかないだろう。本来、報道機関にこのようなことがあると報道の自由を束縛することで正しいことではないが、TBSの常識はずれのゆるみたるみは、これぐらいしないと治らないだろう。

 番組審議会なんてお茶を濁したようなオンブズマン会議なんかやめて、もっと会社の体制や放送姿勢へも踏み込んだ審議会を作成するべきだろう。いずれにしろ、世間の常識から掛け離れた浮世の世界で過ごすようになったテレビ局の人たちに、真の報道ができるとは思えない。まずは自ら襟をただす姿勢を作れないものなのだろうか。

0 件のコメント: