木曜日, 6月 04, 2009

引き分け試合なんか面白くない

昨日(3日)の千葉ロッテ vs 巨人のプロ野球交流戦は延長12回1対1で引き分けになった。前日の同カードも引き分けだった。そして、巨人にいたっては4試合連続延長戦で、その成績はで1敗3分けとなった。

それにしても、プロ野球の延長戦12回引き分けというのは面白くない。プロなのだから決着がつかないというのはおかしい。観客は勝負の決着をつけるのを観に来ているのだから、私などはこんな試合に遭遇したら「金返せ!」と言うだろう。

それでは、なぜこのような制度ができたかというと、2001年からスタートした1シーズン140試合制になったときに、選手会側からの要望でセパ両リーグとも延長12回(セリーグはそれまで15回だった)にすることになったからである。これは労働時間の増加、人口芝による身体への負担増を避けたいなどという理由からである。また、観客の終電時間のことなども配慮されている。

しかしである。実際の問題点は違うところにある。それはとにかく試合がダラダラして長いから、こんな制度になってしまったのである。イニング間の選手交代、バッターボックスを何度も外すバッター、投球間隔が異常に長いピッチャー、などプロ野球の遅延行為は数限りなくある。高校野球が1試合2時間ぐらい、大学野球や社会人野球でも2時間10分ぐらいなの対して、プロ野球は平均3時間10分かかるのである。もし、プロ野球の平均試合時間が2時間30分だったら、12回延長引き分けなんて馬鹿な制度はないはずである。

試合での遅延行為こそが引き分け試合を容認させている最大の理由である。

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