火曜日, 1月 11, 2011

朝ドラの舞台は一大観光スポット

先日の大雪で漁船が転覆したり沈没するなど大きな被害をうけた鳥取県境港市だが、昨年同市の「水木しげるロード」を訪れた観光客が過去最高の約372万4千人になったと、市観光協会が発表した。これまでは2008年の172万1千人だったので一挙に2倍以上である。いうまでもなく、昨年放送されたNHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』効果によるものである。

ドラマによる観光客が増えるのは顕著だ。ドラマの舞台となって観光客が増えた先駆けは『北の国から』の富良野と言われているが、大河ドラマの舞台となった土地も、必ず前年より観光客が激増するという。『龍馬伝』の舞台となった高知や長崎は、しばらくの間龍馬ブーム・龍馬景気に湧くことだろう。

それにしても、朝ドラの舞台となった土地で、観光客が前年比の倍増というのは凄い経済効果である。朝ドラはすでに全都道府県がドラマの舞台となっているが、今回の境港市の発表は地方自治体による誘致合戦に拍車をかけそうである。

水木しげるロードに372万人 連ドラ効果で過去最高
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011010601000329.html

写真:JR境港駅前に水木しげる氏とキャラクターたちの銅像

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