金曜日, 2月 10, 2012

『バス通り裏』を憶えていますか


朝ドラ『カーネーション』を(昼に)観ていたら、なぜか昭和30年代に放送されていた『バス通り裏』を思い出してしまった。

『バス通り裏』は1958年(昭和33年)4月から1963年(昭和33年)3月まで5年間にわたって月曜から金曜(後に土曜も)の午後7時15分から15分間放送された帯ドラマで、今日の朝ドラをはじめ帯ドラマの基礎を築いた番組である。

バス通り裏の路地を挟んで建つ美容院と高校教師の家を舞台にしたもので、美容院は露原千草と武内文平の夫婦に娘が十朱幸代、高校教師の家は小栗一也と織賀邦江と夫婦に息子が宗方勝巳というキャストだった。内容はいわゆる昭和30年代のご近所付きあいに満ちたホームドラマで毎回生放送だった。

この番組から十朱幸代、宗方勝巳の2人が人気を博すようになったが、他にも佐藤英夫(高校教師の家の同居人)、岩下志麻(十朱のクラスメート)、米倉斉加年(同)、荒木一郎(クリーニング屋の店員)なども人気者になっていった。ちなみに、十朱と岩下は当時高校生で制服姿のままスタジオ通いしていて、ある意味今日のアイドルの先駆的存在でもあった。

みなさん、このドラマ憶えていますか。

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