木曜日, 12月 07, 2006

病室からの眺望は大事な癒し

今日はあまりいい天気ではなかったが、私が入院している病院の周囲はただいま紅葉まっさかり。

入院している病院は元海軍病院という由緒あるシロモノ。今はなくなってしまったが、5年ぐらい前までは昭和初期に建てられた石造りのりっぱな病棟があった。階段や廊下は大理石でできていて、とても風格のある外観の建物だった。

そんな歴史ある病院なので、敷地内にはイチョウやカエデなどの大木が残っていて、今のシーズンは紅葉を楽しむことができる。加えて病院前にある公園にはアカシデ、楡、エゴノキなど紅葉する木々を植えていて、近所の人および入院患者の憩いの場所になっている。また近くを流れる川の両岸にはサクラ並木があり、こちらも先週までは紅葉がきれいだった。

入院患者にとって、病室からの眺望はけっこう重要なものだと思う。自宅や仕事場と違って入院患者は四六時中同じ景色を見なくてはならない。私の病室は6階建ての西館3階西側にあり、部屋からは大きな楓の木とビルの谷間に沈む夕日が見える。となりの東館しか見えない東側の部屋に比べれば数段いい眺望である。

一方、10階建て新館の6階以上の病棟になると、東側の病室からは東京タワーをはじめとして、六本木ヒルズ、新宿副都心などが一望にでき、西側の病室からは晴れた日には富士山がくっきりと見える。こんな眺めのいい病室なんてそう滅多にあるものではない。

病院によっては病室からの眺望が幹線道路だったり。駐車場だったりなんていう殺風景なところもある。または眼下が市場だったり、ネオン街だったりなんていう困ったところもある。それに比べて私が入院している病院は周囲は静かだし、眺望は悪くないし、看護婦さんは若くて献身的。これでは退院したくならない患者がでるのも、わからなくもない。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

かっちゃん、こんにちは。

入院生活は思っていたより楽しそうですね。(若くてかわいいナースのおかげ(?!))
外は慌しい季節なので、病院でゆったりできるのもある意味贅沢かもしれませんね。

小松克彦 さんのコメント...

入院生活は悪くありません。ナースは本当にいいっす。(笑)

今日ははじめての外泊許可がでて、自宅にいます。12月のシャバの空気を堪能しています。

退院は26日に決まりました。嬉しいやら、そうでないやら・・(笑)