水曜日, 4月 23, 2008

巨人を強くする5つの方法

読売ジャイアンツ(巨人)が低迷している。巨人は昨年から今年にかけてラミレス、グライジンガー、クルーンなど外国人の補強をしたが、根本的な改革をしていないので、とてもでないが中日や阪神に勝てるわけがない。

そこで、今年の巨人はもう諦めて、来年以降の巨人のために、「巨人を強くする5つの方法」を考えてみた。

1.フロント陣の総入れ替えを
もうこれは言い尽くさせれているが、巨人ほどフロント陣が野球を知らないチームはない。そこで、現フロントは全員総入れ替えを行う。新しいフロントはすべて公募で行い、読売新聞および巨人出身者はすべて排除する。できれば、オーナーである読売新聞はナベツネも排除してほしいが。

2.選手たちにハングリー精神を
巨人の選手は巨人に入団したことによって、巨人のユニフォームを着れるという達成感に満足してしまい、ファームの選手たちはハングリー精神を失ってしまう。そこで、2軍のユニフォームは「ジャイアンツ」とか「読売」という名をいっさい使わないものにして、代わりに「日テレ」とか「アナウンサーズ」とかいう名のユニフォームを着せて、2軍選手に上がろうというハングリー精神をつけさせるべきである。

3.ドラフトでは巨人嫌いの選手を
上記のように巨人は巨人に入りたい選手ばかり毎年ドラフトしている。そこで、次からのドラフトでは巨人嫌いや「巨人なんか別に〜」という選手を指名する。そうすれば、彼らはFAを獲得するまで、自らの意志では他の球団に移籍できないので、いやがおうでも頑張らざるをえない。つまり、今年のドラフトは阪神やソフトバンクに行きたいと思っている選手を指名すべきで、決して「好きな球団は巨人」なんていう選手は指名してはならない。

4.長嶋茂雄崇拝主義を解消する
巨人は長嶋茂雄に「終身名誉監督」なんて冠をつけている。長嶋の監督としての成績は野村克也や王貞治にほど遠いもので、こうした馬鹿げた冠が現役監督である原辰徳にくだらないプレッシャーをかけている。広島は古葉竹識や山本浩二に冠などをつけていない。「終身名誉監督」なんて長嶋啓蒙思想がはびこっている限り、巨人に将来はない。そもそも巨人がV9をできたのは王貞治という稀有な大打者がいたからであって、長嶋によるものではない。こうした長嶋崇拝主義的な過去の遺物にすがるようでは、未来への前進はありえない。

5.ファンの巨人盲目主義を打破する
巨人にはいまだにナベツネのとりまきを中心とした、大企業の経営者たちが作る燦々会という応援団がある。彼らは巨人以外は野球でないというファシズムに近い盲目的信者たちで、野球界全体のことを知ろうともしない。このことは一般巨人ファンも同じで、彼らは他球団の選手のことはほとんど知らないし、ましてやパリーグのことを知らない。知ろうともしない。こうした盲目主義では巨人の良さも悪さを解りえない。巨人ファンはもう少し勉強すべきである。

このように巨人を強くするために、5つの大きな改革が必要であろう。しかし、残念なことにどれひとつ実現性はない。これではいつまで経っても巨人は弱いままである。

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