火曜日, 8月 25, 2015

防犯カメラという名の監視カメラ

寝屋川市の中学1年生殺害事件でクローズアップされているのが防犯カメラ。また、最近のテレビではやたら海外で起きた事件の映像が流されるようになった。これらのほとんどがいわゆる防犯カメラによる映像のものだ。しかし、国よってはその実態が防犯カメラというより、監視カメラといった方がいい国がある。

あまり知られていないが、世界最大の防犯カメラ生産国は中国である。というのも、国が防犯カメラというか監視カメラの最大のスポンサーだからだ。一説には今世界に設置されてる防犯カメラ(監視カメラ)の5割以上は中国にあるとも言われている。

それでは、こうした防犯カメラは何に使われているかといえば、犯罪や交通事故の証拠写真を撮るだけではなく、人の動きを監視している。中国では人が集まる場所(広場、競技場、集会場など)には防犯カメラが設置されているという。もともと中国にプライバシーなどはなく、常に公安をはじめとした誰かに監視されているといっても過言ではない。

昨今、日本でも犯罪の多様化に伴い防犯カメラの数が増えている。しかし、これらが警察などの公安に安易に利用される監視カメラにならないようにしてもらいたい。

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