木曜日, 2月 20, 2014

騙す自民党、騙される農家、どっちもどっちだ

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉で「重要5品目は聖域化」と公約してきた政府自民党だが、最近になってその雲行きが怪しくなり、譲歩せざるをえないという言葉を発しはじめた。

TPPはそもそも関税撤廃を前提とした協定なのであるから、交渉参加時点で「重要5品目は例外とする」という政府自民党の考えは甘いというか間違っているのである。それなのに、自民党は選挙では票田である農家を取り込むために「重要5品目は聖域化」などと言ってきた。これは明らかに大ウソつきで農家を騙している。

しかし、騙される農家も農家である。というのも、本来ならば騙されたら彼らは絶対に自民党に投票したりはしないはずなのだが、それでも投票する。なぜならば、彼らは騙された場合は必ず補助金がいっぱい入ってくるということを知っているからだ。つまり、最初っから自分たちの保証を取り付けているのである。

このように自民党と農家の間には暗黙の了解がらい、しっかりと「馴れ合い」が成立している。そして、その補助金が何かといえば税金である。こんな偽善者たちの「馴れ合い」のために税金が使われていいのだろうか。政治が行われていいのだろうか。

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