金曜日, 4月 11, 2014

「欠陥商品」を使う日本プロ野球機構(NPB)

プロ野球の“飛ぶボール”問題。6球場で使用されているボールを無作為に選んだ結果、5球場のボールが基準値を上回っていて、なかでも、東京ドームで使われていたボールがもっとも基準外の飛ぶボールだった、と日本プロ野球機構(NPB)が発表した。つまり、NPBは“飛ぶボール”という「欠陥商品」(ミズノ社製)を納入されたということである。

こうした基準に合わないボールが判明した以上、NPBはミズノに在庫の12万球を即刻「欠陥商品」として返品するなり、基準値にあったボールを作らせると言うべきである。一般企業ならば、基準に合わない製品が来たら、返品するのが当たり前だろう。なのに、NPBは危機意識というか問題意識が欠如しているせいか、そうしたことを名言しない。また、何故ゆえにこうした検査を開幕前に行わなかったのだろうか。そうすればこうした問題は起きなかったのではないだろうか。いずれにしろ、来年以降はミズノ社製のボールを絶対に使用するべきではない。

それにしても、新聞やネットで関係者(選手や首脳陣など)のコメントを読んでいると、原監督をはじめとして読売ジャイアンツの選手・コーチたちは醒めているというか、問題意識がなく平然としている。これでは“飛ぶボール”の裏にナベツネが介在していると疑われてもおかしくないだろう。

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