金曜日, 8月 31, 2012
国会は国民のための仕事をするべし!
国民の大多数は決められない政治、先送りの政治にウンザリしている。同様に自分たちのネタ作り(金儲けのためと言ってもいい)のための“解散・総選挙”を煽るマスコミにもウンザリしている。
消費税増税が決まった今日、国民の多くが望むことは選挙ではなく、国会議員が自らの身を切るきることだ。そのためにも、国会は早く「一票の格差」「定数の是正」などの選挙制度改革および国会議員の歳費削減をしなければならない。加えて、国の根幹である次世代ネエルギーへの土台作りを進めなければならない。このようにやらなきゃいけない課題はいっぱいあるのに、政治家もマスコミも政治をすることなく政局(政治ゲーム)に励んでいる。
何度も書いてきたが「一票の格差」と「定数是正」をしない限り解散総選挙などありえない。一票の格差は最低でも1.5倍以下にしなければならない。そして、定数も小選挙区300を250ぐらいに、比例選挙区180を150ぐらいにするといった抜本的改革が必要なことは言うまでもない。
先日の衆議院特別委員会で、総務省の田口尚文選挙部長は「最高裁は過去に2回、格差は違憲であるものの、選挙は無効としないという判決を出している。ただ、今後はこれを適用せず、諸般の事情を総合考察した結果として、選挙の無効判決が出される可能性は、必ずしも否定されない」と述べた。
つまり、今選挙が行われても無効になる可能性はあると、役人も認めたのである。というよりも、選挙そのものが差し止められる可能性も大なのに、解散だ総選挙だという政治家やマスコミは全く倫理をわきまえてていない。
問題は山積している。参議院で問責決議案が可決して国会は空転しようとしているが、国民はそのようなことを望んでいるだろうか。自民党はじめ野党は問責決議案が成立したから審議拒否するというのも大人げない。それは単なるサボタージュでしかなく、職場放棄に過ぎない。そんな国会議員に給与や歳費を払う必要性があるだろうか。
いずれにしろ、意味のない国会議員が多数いるからこのような事態が起きるのである。現在の国会議員のなかで本当に政治のために働いている議員は半分余しかいないだろう。あとの半分は政治ではなく政局と保身のために働いているといっても過言ではない。
水曜日, 8月 29, 2012
男女間の連絡方法の移り変わり
その昔の男女間の連絡手段(コミニケーション・ツール)といえば手紙だった。いわゆる恋文である。それが昭和40年代(1960年代後半)以降は一般的には電話となっていき、家庭によっては長電話が問題になったりした。
そして、1980年代後半から90年代前半のバブル期はポケットベルが隆盛の時代となり、電話とポケベルを使い分けて連絡を取り合うようになった。そのポケベルもいつしか携帯電話に取って代わられ、今日では携帯電話とメールが男女間の最大のコミニケーション・ツールとなっている。
こうした流れの他にも、パソコン通信、チャットなどパソコンを使った男女間の密かなコミニュケーションもあったが、さほど定着することはなかった。ただし、今日では「Pair」などの二人だけのSNSのようなアプリも登場して、そのコミニケーション方法は日々変化している。
今後どのようなコミニケーション・ツールが登場するか解らないが、おじさんたちはとてもじゃないがついていくことはできない。恋文はよかったよなあ・・・。f^_^;
金曜日, 8月 24, 2012
ウイスキーの熟成年数に関する謎
ウイスキーラベルに書かれている熟成年数。もちろん年数が経つにつれて値段が高くなることぐらいは承知している。しかし、なんで下記のような年数の表示なのだろうか。
サントリー山崎 10年、12年、18年、25年
サントリー白州 10年、12年、18年、25年
ニッカ竹鶴 12年、17年、21年、25年
ニッカ余市 10年、12年、15年、20年
シーバスリーガル 12年、18年、25年
オールドパー 12年、15年、18年、30年
この年数の付け方が解らない。
なんで11年はないの? なんで13年はないの? なんで19年はないの? なんで22年はないの? なんか10進法と12進法が入れ乱れている感じがする付け方なのだが、この年数の付け方について詳しいことをご存知の方がいらしたら教えてください。
木曜日, 8月 23, 2012
2020年東京オリンピック招致、個人募金の悲惨な状況
ロンドン・オリンピックのメダリストによる凱旋パレードを機に、2020年の東京オリンピック誘致を盛り上げようと必死の東京都であるが、銀座での一時的な盛り上がりとは裏腹に都民の関心は非常に醒めている。
2020年に東京にオリンピック誘致を試みようとしている東京都招致委員会は、7月27日から個人による募金の「2020(フレフレ)基金」を始めたが、最初の1週間で集まった金額はたった34人からの21,687円にとどまった。そして、現時点(8月21日)での合計金額も156人からの100,069円しかない。
一方で、同じ東京都が行っている尖閣列島購入のための寄付金は8月21日時点で、98,673件で合計金額1,438,168,727円で、オリンピックの個人募金とは比較のしようがない開きがある。
尖閣列島購入基金と比較するのはおかしいという人がいるかもしれないが、個人募金のあまりの低さはいかに都民が2020年東京オリンピックに関心が薄いかという証しのひとつであろう。
東京オリンピック・パラリンピック2020基金 募金状況
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/4720001/
東京都尖閣諸島寄附金 受付状況
http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/senkaku_kifu.htm
月曜日, 8月 20, 2012
マスコミだけが煽る解散総選挙
マスコミは相変わらず世論調査で「衆議院の早期解散・総選挙」と煽っているが、果たして国民はそれを本当に望んでいるのだろうか。そして、今の日本にそのようなことができるのだろうか。
マスコミ各社の世論調査をおおざばっぱに総合すると、衆議院の解散時期についての回答は、下記の通りになる。
できる限り早く 3割
年内 2割
年明け早々 1割5分
任期末まで 2割5分
不明 1割
つまり、マスコミ的には「国民の半分は年内解散を望んでいる」ということになる。しかしながら、この世論調査は回答率が非常に不透明なことから、とても信用できるものではない。私がこの問題について飲み屋やジムなどで話をすると、だいたいの人が選挙の前にやることがまだあるだろう、という人がほとんどで、いますぐに解散総選挙だのという人はいない。
ではなぜマスコミがこうも解散総選挙を煽るかといえば、それはネタが欲しいだけであり、世論調査をやっきになって正当化したいがためである。それにしても、マスコミはなぜ政局や政治ゲームを弄ぶことばかりして、建設的なこと報道しないのだろうか。今のマスコミはもはやゴシップ誌(死語?)と同じである。
日曜日, 8月 19, 2012
ジャイアンツとヤンキースの違い
私は大のアンチ・(読売)ジャイアンツであり、隠れ(NY)ヤンキースファンである。なぜ隠れかというと、メジャーのチームで1番好きなのはオークランド・アスレチックスであり、ヤンキースは2番目だからである。w
そのジャイアンツとヤンキースはどちらも人気球団であることから、アンチに関しても「アンチ・ジャイアンツとアンチ・ヤンキースは同じだ」などと馬鹿なことをいう輩(やから)がいる。しかし、これは明らかに違う。確かにどちらの球団も金にものをいわせていることから嫌われる体質にある。
ただ、読売ジャイアンツがいつも我が物顔で日本プロ野球を弄んでいるに対して、NYヤンキースはMLB(メジャーリーグ・ベースボール)をグチャグチャに乱したりしない。ご存知のようにジャイアンツは親会社の新聞、テレビなどのメディアを使って自分たちの不正や不当なことを正当化する歪めた報道をしているが、ヤンキースはそんなはしたない事は行わない。
そして、読売ジャイアンツとNYヤンキースが決定的に違うのは地元民の支持である。読売ジャイアンツが東京都民から愛されているかといえば、これは明らかに否である。一方で、NYヤンキースはNY市民に絶大な人気がある。
このように、ジャイアンツとヤンキースには明らかな違いがある。ジャイアンツ・ファンの方、ぜひともお見知りおきを。w
そのジャイアンツとヤンキースはどちらも人気球団であることから、アンチに関しても「アンチ・ジャイアンツとアンチ・ヤンキースは同じだ」などと馬鹿なことをいう輩(やから)がいる。しかし、これは明らかに違う。確かにどちらの球団も金にものをいわせていることから嫌われる体質にある。
ただ、読売ジャイアンツがいつも我が物顔で日本プロ野球を弄んでいるに対して、NYヤンキースはMLB(メジャーリーグ・ベースボール)をグチャグチャに乱したりしない。ご存知のようにジャイアンツは親会社の新聞、テレビなどのメディアを使って自分たちの不正や不当なことを正当化する歪めた報道をしているが、ヤンキースはそんなはしたない事は行わない。
そして、読売ジャイアンツとNYヤンキースが決定的に違うのは地元民の支持である。読売ジャイアンツが東京都民から愛されているかといえば、これは明らかに否である。一方で、NYヤンキースはNY市民に絶大な人気がある。
このように、ジャイアンツとヤンキースには明らかな違いがある。ジャイアンツ・ファンの方、ぜひともお見知りおきを。w
木曜日, 8月 16, 2012
2020年の東京オリンピック開催には反対
オリンピックはテレビで観ている分には楽しい。しかし、これだけ大きなスポーツ大会を1都市で開催したら、それはやはり市民生活に大きな影響が出るはずだ。今回のロンドン・オリンピックでもそうした事実が出たに違いないのに、マスコミはそうした報道を一切行わない。
現在、東京は2020年のオリンピック開催都市として立候補している。2016年開催で敗れたのにもかかわらず、性懲りもなくまた名乗りを上げている。ただし、多くの都民はこの開催に反対をしている。その理由はいろいろあるが、私はやはりオリンピックに税金を費やすことの意義が不明瞭であることと、石原都知事の名誉という私利私欲に大いに疑問があるので反対するが、それに加えていろいろな問題点もあることを知ってもらいたい。
もっとも問題なのが開催時期である。今日のオリンピックはサッカーやバスケットなどプロスポーツのシーズンオフである夏にしか開催できないようになったしまった。それゆえに東京でもその開催予定日は2020年7月24日(金)〜8月9日(日)までの夏の真っ盛りである。これでは選手や観客のなかに何人の熱中症患者が出るかわからない。東京のホテルが満員になることはいいかもしれないが、病院まで満員にすることは勘弁である。
次にロンドンオリンピックでも問題になった空席のことである。このことは東京でも同じことは起きるだろう。前述のように暑い夏の開催となると、人は外出したがらない。陸上、サッカー、ホッケー、テニス、自転車、7人制ラグビー(リオから加わる)などアウトドア・スポーツに観客が集まるだろうか。1964年の東京オリンピックの時(10月開催)は小学生や中学生などの学校動員という手があったが、2020年は夏ということでそんなことは許されないだろう。
そして、オリンピックの競技種目はほとんどが欧米発祥であり、日本には馴染みのないものも多い。例えば、近代五種、馬術、ボート、カヌーといった競技が集客できるだろうか。また、ボール競技にしてもバレーボール、バスケットの予選会場がいっぱいになるだろうか。加えて、下記の競技会場プランを見てもらえば解るが、競技の数多くが湾岸地区で行われる予定になっていて、観客の交通手段は平気なのだろうか。
とまあ、問題を上げたらキリがなさそうな2020年東京オリンピック・プラン。それゆえに賛成することはとてもできない。そして、東京じゃなきゃ世界と対抗できないんだ、などという傲慢な考え方のもとでの開催にも絶対に反対である。
2020年東京オリンピック競技会場プラン
http://tokyo2020.jp/jp/plan/venue/index.html
水曜日, 8月 15, 2012
ロンドン・オリンピックでのハラハラドキドキの3試合
今回のロンドン・オリンピックでは女子サッカー決勝の「なでしこジャパン vs アメリカ」をはじめ好試合が数多くあったが、そんななかで私が心臓バクバク、ハラハラドキドキで観たのが下記の3試合だった。
◎女子卓球団体準決勝 日本 vs シンガポール
この試合での福原愛、石川佳純、平野早矢香3選手の気迫は凄かった。第1試合の福原はとにかく攻めまくり個人戦での雪辱を見事に果たした。続く第2試合の石川は女子柔道金メダリスト・松本薫なみの鬼の形相でシンガボール選手を圧倒した。そして第3試合でも石川と平野のペアはシンガポール・ペアをまったくリズムにのせず完勝で、初めてのメダルへの執念が伝わってくる試合だった。試合後、3人は準決勝にも関わらず泣きじゃくったが、その姿はなぜか清々しかった。決勝では中国に歯が立たず完敗したが、今回は4年後に繋がる銀メダルで、それで十二分の価値があったと思う。
◎男子フェンシング・フルーレ団体準決勝 日本 vs ドイツ
フェンシングは観ていると疲れるスポーツだが、これほど観ていていて疲れた試合はなかった。(笑)日本はドイツに34ー30の4点リードをつけて、最後の太田雄貴とピーター・ヨピッヒの試合になった。序盤は太田が7点差まで点数を広げたが、その後は反撃を受け、残り2秒でスコアは39ー40の絶体絶命のピンチとなってしまった。ところが、試合終了と同時に同点に追いつき、延長の末に41ー40という大逆転勝利。アンビリーバブルな試合を観たという思いだった。
◎男子ボクシング75kg級準決勝 村田諒太 vs アボス・アトエフ(ウズベキスタン)
もっともハラハラドキドキした試合はこの試合だったかもしれない。村田諒太は金メダルの隠し球と思っていたので密かに応援していた。ところが、第1ラウンドはリードされ、第2ラウンドも挽回できず、第3ラウンドでなんとか逆転。相手のアトエフが最大の難敵と思われたので、この試合を勝てたのは本当に大きく、この試合の勝利が金メダルを呼び込んだといっても過言ではないだろう。
ハラハラドキドキの試合はいずれも準決勝の試合だった。結果的に金メダルを穫れたのはボクシングの村田だけだったが、卓球もフェンシングもまだまだ伸び代はあるので、次への楽しみが増えた。
火曜日, 8月 14, 2012
小松という名字の由来
「名字由来net」で私の名字を検索すると下記のような“由来”が出てきた。
光孝源氏(小松帝の子孫)、清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)、桓武天皇の子孫で平の姓を賜った家系である平氏(桓武平氏)、中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)など様々な流派がある。遠江国佐野郡、摂津国武庫郡にあるほか、山城、大和、伊勢などにこの地があり、小松氏はこれらの地名を負ったものとされる。
つまり、小松という名前には源氏、平家、そして藤原とさまざまな流れがあるということらしい。
私の祖先は山形県庄内地方(酒田市鳥海山麓)で、ここには平家方の池田彦太郎秀盛をはじめ5人兄弟が隠れ住んだと言う落人伝説があり、そのなかの1人が「小松中将重盛(平清盛の嫡男)」の名を拝借したという伝えがある。ただし、私の曾祖父は百姓なので明治になるまで名字をもっていなかった。その曾祖父がなぜ「小松」を名乗ったかは解らないが、父親も八幡町(現・酒田市)の八幡神社の宮司もなんらかの縁があったからではないかと話していた。
ちなみに、山形には小松という名が多く、井上ひさしが作った「こまつ座」は彼の出身地小松町(現・川西町)に由来する。
名字由来net
http://myoji-yurai.net/
池田彦太郎秀盛
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E7%A7%80%E7%9B%9B
月曜日, 8月 13, 2012
ロンドンオリンピック、メダル予想の結果と検証
ロンドン・オリンピックが終了した。日本のメダル獲得数は金7、銀14、銅17計38個となり、アテネ・オリンピックの37個を上回った。アテネでは金16、銀9、銅12だったが、金メダルの半数は柔道だった。
さて、今回の私のメダル予想は金8〜9、銀15前後、銅15前後だった。ちなみに、金メダル予想の内訳は男子柔道1、女子柔道2、女子レスリング2〜3、男子体操1〜2、競泳1、その他1というものだった。そして、結果は女子柔道1、女子レスリング3、男子体操1、その他2(ボクシング1、男子レスリング1)に終わった。う〜ん、あと1〜2個の金メダルを穫ってほしかった・・・。
ただ、今回のオリンピックでは金メダルの獲得数は少なかったものの、これまで一度もメダルを取ったことがなかった女子重量挙げ、女子卓球、女子バドミントン、女子アーチェリー、女子サッカーが初のメダルを獲得したことは非常に歓ばしいことである。ある程度予想はしていたが、日本の女子力向上は素晴らしい。
一方でマスコミ狂騒曲によってメダルを逃してしまった競技(ピストル射撃、トランポリンなど)もある。何度も書くが「柔道、競泳、体操は“お家芸”」などと言って、必要以上にプレッシャーをかけるのは止めようではないか。なのに、女子バレーが銅メダルを穫ると「“お家芸”復活」と囃し立てる。
また、開幕前は金メダル獲得予想ばかりしていたのに、男子柔道が総崩れになり、他の競技で思わぬメダルが獲得されると、マスコミはフォーカスを金メダル数から総メダル数に変節させるという、相変わらずの無責任極まりない身代わりの早さにも呆れるばかりであった。
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