日曜日, 12月 09, 2007

「開演前の室内楽」を堪能

NHKホールでのN響定期演奏会のときは開演45分前から、毎回「開演前の室内楽」というのが2階北側ロビーで行われる。これを聞きたいがために、開場時間(開演1時間前)には、NHKホール入口にはちょっとした列ができる。

演奏は基本的に1ヶ月ごとで、Aプロ公演2日間Cプロ公演2日間の計4回行われる。演目は室内楽というもこともあるが四重奏の曲が多く、演奏時間は20分〜25分ぐらいである。

この「開演前の室内楽」が行われる2階北側ロビーはさほど広くはない。パイプ椅子が150席ほど、それ以外に簡易ソファがあるだけなので、立ち見を含めてこの「開演前の室内楽」を聴くことができるのは300〜400人ぐらいかと思う。

12月の開演前の室内楽は、石川達也、植松透、久保昌一、竹島悟史のN響打楽器陣によるセッション。1曲目はクリスマス風にアレンジされた『アイスクリーム・スィートラグ』。なんと1台のマリンバを4人で叩きながら、前に吊るした鐘や太鼓なども叩くという楽しいもの。途中からは電球が灯ったりとちょっと凝っていたりする。

2曲目は『マリンバ・スピリクチュアル』。マリンバ(竹島悟史)を主体に和太鼓(久保昌一)、鼓太鼓(植松透)、うちわ太鼓&鐘(石川達也)を加えたセッションで、これがめちゃくちゃに素晴らしかった。お客さんからはやんややんやの大喝采をうけて、拍手が鳴り止まなかった。これまで数多くの「開演前の室内楽」を聴いたが、あんなに拍手がなりやまなかったものは初めてだと思う。

これまでは5月に行われたチェロ・カルテットの演奏が一番印象に残ったのですが、今日の打楽器陣のセッションはそれ以上の楽しさと迫力を味わうことができ、すっかり堪能させてもらった。みなさんもNHKホールでN響定期演奏会を聴くときは「開演前の室内楽」も楽しみましょう。これだけで入場料の2割か3割はお得したという気分になれます。

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