木曜日, 8月 12, 2010

あの日のことは憶えている

四半世紀たった。25年前の1985年8月12日。誰もがあの日のことを憶えているに違いない。あの日何をしていたか、何処にいたか、いつその一報を聞いたかなど、誰もがあの日の自分を憶えているだろう。

私は渋谷ジァンジァンで公演していた芝居の制作を担当していた。その一報である「日航ジャンボ機が行方不明」は劇場事務所で聞いた。そして、終演後大阪から来ていた人をホテルに送るために乗ったタクシーのなかで、初めて「520名以上を乗せた日航ジャンボ機が行方不明」と、その人数の多さに驚いた。

飛行機に520人以上の人が乗れるのか耳を疑った。いくらジャンボ機といっても350人ぐらいじゃないかと思っていた私には衝撃であった。そして、その日の深夜からテレビは特別番組が開始され、最初は相模湾で機体の一部が発見という報道がされた。しかしながら、翌朝テレビ画面に映し出された映像は山の尾根に散らばる無惨な機体の姿であった。

慎んで哀悼の意を表します。

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