木曜日, 8月 26, 2010

「明治生まれは大正生まれより長生きするよ」

高齢者の所在不明問題で、各地で江戸時代生まれの高齢者が続出している。三重県志摩市では、黒船来航以前の弘化4年(1847年)生まれの163歳の男性が戸籍上いることが判明。大阪市でも「安政の大獄」の前年となる安政4年(1857年)生まれの152歳がいると発表した。

こうなると、幕末好きとしては時代ロマンを感じてしまう。ただ、私が子供の頃はまだまだ江戸時代生まれの人が存命していて、文久(1861年〜1863年)か元治(1864年)か慶応(1865年〜1868年)かよく解らないが、江戸時代生まれという方が近くに住んでいた。

最後の江戸時代生まれは世界最長寿人物にもなった泉重千代さんで、慶応元年6月29日(1865年8月20日)に生まれ、1986年(昭和61年)2月21日に亡くなられた。

そして、いずれ最後の明治時代生まれの人も出現する。しかしながら、生前大正生まれ父親が言っていた。「明治生まれは頑固で丈夫で長生きだ。大正生まれは戦死者も多いから、明治生まれより先に大正生まれがいなくなってしまうよ」と。

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