日曜日, 9月 23, 2012

さよならiモード、こんにちはiPhone 、さよならDocomo、こんにちはSoftbank


NTT Docomoがiモードを開発したときに、一時天下を取れるのではないかと言われた。しかしながら、相次ぐ海外戦略の失敗で約2兆円近い損失を被った。そうこうしているうちに、ノキア製の携帯電話が世界を席巻。続いて安価な韓国製が世界に出回るようになった。そして、iPhoneが登場してからはiモードはもはや太刀打ちのできない単なる携帯電話と成り下がってしまった。

Docomoはiモードに固執するあまりに、今回もiPhone 5も取り扱うことをしなかった。これにはさすがに私も堪忍袋の緒が切れて、約18年間使ってきたDocomoにサヨナラを告げざるを得なかった。と同時になぜか裏切られたような気持ちにもなった。

結局のところ、Docomoは電力会社と同じように親方日の丸体質から抜け出せなかったのだろう。そんな会社を約18年も使っていたというか支えていたことに恥ずかしさすら覚える。もっとドライでフレキシブルであるべきだった。このような気持ちの人は私ばかりではないだろう。

Docomoは1987年に株式を公開したが、そのときの価格は119万7000円。それがバブル期ということもあり初値は160万円をつけた。そして、一時は318万円まで高騰したが、25年経った現在は12万8000円である。公開時の約10分の1である。

Softbankの孫正義は常に前向きな姿勢の男である。翻訳機を発明した彼ならば、また新しいモノづくりをしてくれるのではないだろうか。現在のSoftbankは収益の大半をiPhoneに頼っているかもしれないが、Docomoのような轍を踏むことはないと信じている。

さよならiモード、こんにちはiPhone。
さよならDocomo、こんにちはSoftbank。

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