火曜日, 5月 06, 2014

考えすぎなのだろうか

電車に乗っているときに見かける光景なのだが、車内の近くで中国語や韓国語が話されていると怪訝そうな顔する人が意外に多い。また、東洋人同士が英語を喋っていると不信そうに思う顔をする人もいる。ところが、西欧人が英語やフランス語などを喋っていても、好奇な目でみているもののそうした顔をする人はあまりいない。これらはすべて私の思い込みだろうか。

それにしても、日本人の語学コンプレックスというか語学感覚の無さは時折辟易する。私はいろいろな語学に慣れしたんだこともあるが、外国人が近くで話をしているとこの言葉は何語なんだろうかと興味津々でいる。一度あまりにも解らない言葉だったので、英語で「失礼ですが何処の国の言葉を話されているのですか」と聞いてしまったことがあるくらいだ。

昨今、多くの日本人が英語を話すようになってきたが、中国語や韓国語を理解する人は多くなったものの話す人はまだまだ少ない。そのことが、冒頭にも書いたように怪訝な顔をする人が多い理由なのかもしれない。それとも、外国人=西欧人という固定観念から抜けきれず、東洋人が違う言葉を話していると不思議に思ってしまうのだろうか。それとも、安倍首相に代表される歴史修正主義というか中国や韓国との軋轢の弊害がこんなところに顔をのぞかせているのだろうか。それとも、すべて私の考えすぎなのだろうか。

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