木曜日, 9月 14, 2006

二つのさんま祭りがあるとは


 目黒に住んで50余年。目黒にさんま祭りが二つあるとは知りませんでした。まあ、言い訳になりますが、私が住んでいる碑文谷は目黒区の南半分にあたる旧碑衾村にあり、旧目黒村の行事についてはよく知らないのです(笑)。と言いいつも、25年以上も旧目黒村近くの目黒駅(品川区にある)を利用していたのだから、我ながらこの無知さに気恥ずかしい。
※目黒区は目黒村と碑衾村が1932年〔昭和7年)に合併、東京市に編入した。
 
 さて、さんま祭りですが、ひとつは目黒駅前商店街振興組合が主催で、岩手県宮古産のさんま徳島産すだち付の「目黒のさんま祭り」、もうひとつは目黒区民まつり実行委員会が主催で宮城県気仙沼産のさんま大分県産カボス付の「目黒のさんま祭」だ。共に1994年からスタートしていて今年で11年目になる。

 前者は目黒駅東口の商店街で行われ、当日は目黒駅周辺がさんまの匂いで充満します。一方、後者は田道広場公園で行われ、目黒川沿いの区民センター一帯が煙で充満するという。つまり、前者はある種の商店街の宣伝・観光アピールの催しであり、後者は区民祭りの一環として地域親睦を目的に行われているようだ。共にさんまを焼いて振る舞うだけでなく、全国各地の名産を試食・販売しているようだから、物産展の意味あいも含まれている。

 前者の「目黒のさんま祭り」は先日9月10日にすでに開催され、後者の「目黒のさんま祭」は今度の日曜日9月17日に開かれる。ただ、さんまが振る舞われるのは午前中なので飲兵衛の私にはどうやら縁がない。この17日には地元の碑文谷八幡のお祭りが開かれます。こちらも盛大なお祭りで、久しぶりに足を運ぼうかと思っています。

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