水曜日, 4月 27, 2011

節電という名のもとの銀行の愚行

昨日(4月26日)から家の近くの碑文谷ダイエー・スポーツ館裏にあるみずほ銀行ATM(現金自動支払機)がしばらく閉鎖となった。理由は節電のためと書かれてあった。

今月に入って、町中の支店以外のATMが相次いで休止中となっている。財務省の指示なのか、それとも銀行協会の申し合わせなのか知らないが、これは節電という名をかりた愚行蛮行である。ATMが止まるということは現金が動かない。つまり経済活動が停滞するということである。

ATMの機械がどれぐらい電力消費をするのか知らないが、銀行はそんなことをするよりも他にもっと節電することができるはずである。実際に、昨日訪れたみずほ銀行自由が丘支店の店舗は意外と明るかった。そして、ATMは長蛇の列であった。

節電という大義名分があれば何でもできると考えている銀行。給料日あとでゴールデンウィーク前にATMを閉鎖するとは銀行は何を考えているのだろうか。ATMを止めることによってコンビニなどで手数料を稼ごうという魂胆なのだろうか。銀行は主婦やお年寄り辛く厳しく、泥棒には優しい機関なのか。

国民の誰もが真剣に節電を考えているなかで、いかに経済活動をしようかとしているのに、自粛だの節電だのといった錦の御旗を振るいかざしている銀行の体質にはげんなりである。

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