金曜日, 6月 17, 2011

東北人と京都人の血が流れている

子供の頃はまったく気にしなかったが、歳を重ねていくと自分のルーツが何処にあるのかを気にするようになる。

私の父は東京生まれの東京育ちだが、祖父は山形県八幡町(現・酒田市)出身で、電柱と電線を辿りながら上京したという逸話の持ち主である。そして、祖母は京都市出身の看護婦だったそうで、共に農家出身だ。一方、私の母は台湾生まれの東京育ちで、祖父は京都府亀岡市出身で祖母は秋田県秋田市生まれ。こちらは共に士族だったそうである。

ということで、私の身体のなかには東北と京都の武士と農民の血がブレンドされて流れている。それゆえだろうか、今回の大震災は人ごとではないように肌で感じるというか妙に血が騒いでしまう。

父方の祖父(林蔵)は中国でちょっとした財を成したようで、地元に神社を建てたり、学校に寄付したり、庄内出身者たちのための学生寮を建てたりと気前のいい人だったようである。私は残念ながら祖父のように財を成すことはなかったが、できる限りの経済的支援は続けたいと考えている。

郷土の先人93 小松林蔵
http://www.shonai-nippo.co.jp/square/feature/exploit/exp93.html

写真上:旧八幡町にある八幡神社
下:庄内平野から見る鳥海山

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