火曜日, 5月 01, 2012

緊急警報放送


毎月1日の正午前にNHKは緊急警報放送の試験放送を行っている。今日も行われた。

初めて緊急警報放送を聞いたのは、奥尻島を大津波が襲った1993年7月の北海道南西沖地震のときだった。そのとき私はインドネシア東部の小さな島に滞在していて、たまたま短波ラジオで日本からの放送を聞いていた。そしたら、いきなり「ルルルルル〜」という音が鳴りだした。続いて、アナウンサーは次のようなことを喋りだした。

「緊急警報放送です。ルルルルル〜〜。北海道から日本海側にかけて津波警報が発令されました」

その後、次々と奥尻島からの被害状況が伝えられた。

今日では緊急地震速報がたびたび発令されるが、深夜のテレビを消している時間帯には、地方では緊急警報放送は重要な伝達手段になっているので、少しでも減災するために今後も継続的に試験放送を行ってもらいたい。

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