土曜日, 4月 03, 2010

日本のウイスキーは世界レベル

最近は日本酒を飲むことが多くなったが、たまに一人でバーへ行ってウイスキーを飲むこともある。若い頃は新宿ゴールデン街などで安いウイスキーをよく飲んでいたが、その頃から日本のウイスキーは世界レベルと思っていた。それに最近はお墨付きがつくようになっている。

「ワールド・ウイスキー・アワード」(WWA)というのがある。これはイギリスのウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」が2007年から開催している国際的ウイスキーコンテストで、このコンテストにおいて日本のウイスキーは、「余市」が2008年シングルモルト部門大賞を、「竹鶴」が2007年、2009年、2010年とピュアモルト部門大賞を、「響」が2007年、2008年ブレンドウイスキー部門大賞に輝いている。

「余市」と「竹鶴」はニッカが作る高級ウイスキーで、「響」はサントリーの高級ウイスキーである。このほかにも日本には「山崎」「白州」といった高級ウイスキーがいくつかあるが、そのなかで最近飲んだウイスキーのなかで白眉だったのがシングルモルトの「白州」(12年 or 18年)。舌の上を転がすとまろやかな甘みを感じ、そして口元では深いコクを味わえ、最後にはドライな喉越しを伝えていくという、まるで一石三鳥のような優れたウイスキーだった。左党の人はぜひともお試しあれ。

今や日本はスコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアンにも負けない世界レベルのウイスキー生産国になっていて、世界各地にジャパニーズ・ウイスキーの愛好家がいるようである。

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